| アラン・ドロン氏と言えば世界一の美男俳優として有名ですが、実は鍼治療の経験者です。しかもその治療をしたのはナント当院の院長なのです。大昔にマリリン・モンローに指圧をしたとして浪越徳二郎氏が有名になりましたが、稀少価値(?)という事で言えばこちらの方が上ではないでしょうか。モンローにマッサージをした人は他にもいそうですが、アラン・ドロンに鍼治療をしたのは当院の院長だけではないかと思います(確認を取った訳ではないので確かではありません、あしからず)。
1987年5月、カトリーヌ夫人の立ち上げた着物ブランドのPRの為、夫人と共にアラン・ドロン氏が来日しました。その際に秋田にも立ち寄りキャンペーンを行ったのですが、その時事件が起こりました、その事件とは・・・ギックリ腰。
その日の午後1時頃ビューホテルから大倉治療院に運命の電話が、「滞在中のアラン・ドロン氏が、腰を痛めたので治療してほしい」という内容、これは大変な事です。鍼治療未経験の外国人、しかも世界の大スター相手に鍼治療をするなんて足がすくむのが普通でしょう。しかしそこはさすがに院長、かなり驚きはしたものの困っている人を助けたいという気持ちか、或はスターに一目会いたいという気持ちが先に立ったのか、すぐに0K致しました。
若干の緊張を感じながらホテルに着くと従業員の方から部屋(もちろんスターですからスイートルームです)に案内されまし。、扉を開けるとソファに座っているドロン氏と御夫人(背の高い、とても綺麗な女性だったそうです)、SPらしき2人の男性がいました。ドロン氏は院長を一瞥するとスッと立ち上がり手を差し出してくれたので、院長も手を出しガッチリと握手、その後スタッフからも説明を受け治療を始める事と相成りました。
鍼治療といえば、馴染みの深い日本人でも恐怖心を持っている人がいるのに、ドロン氏は全く恐怖心も無く・痛がる事も無く治療は滞りなく進みました。ドロン氏は「腰痛が楽になった」と大変喜んでくれたそうです。疲れている中、申し訳ないとは思いながらもその場でサインを頂き、院長はドロン氏と再び握手をして別れました。患者さんにサインをねだるというのは施術者として少しルール違反のような気もしますが、母からハンカチとマジックを持たされ「サインを貰ってくるように」と念押しされていた為、院長としてはやむを得なかったようです。
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